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戯曲と脚本とカベルネ・フランの違い



主宰の立田です。

戯曲と脚本とカベルネ・フランの違いは、まずカベルネ・フランはワイン用のブドウなので大きく異なります。そんな哲学的な賢い違いは見つけていません。


フランスのボルドーが原産の黒ブドウで、単一でワインに使われることもありますが、立田的にはやはりブレンド品種として補助的に使われる印象があります。黒葡萄の王道品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンと味わいや香りは似ていて、というのもこの二つは親子で、カベルネ・フランが親です。ただ、カベルネ・フランが作るワインの方が軽やかな味わいで、香りもブルーベリーやスミレの香り、息子よりも親しみやすいワインになります。


戯曲と脚本の違いについてですが、立田はよく戯曲賞受賞作品を読みます。

岸田國士賞や劇作家協会新人戯曲賞などの作品を読んでいます。


脚本はわかりやすいです。テレビとか映画の、一般向けの作品のように思います。つまり、テーマが前面に出ています。立田が今まで描いてきたのもそういう類のものだと思います。後、セリフに「」がつきます。戯曲は基本つけないそうです。


戯曲は、立田が素直に思ったことですが、テーマを作家が概念的に把握して、それを別世界に投影して作品にしたもののように感じます。戯曲の解釈は人それぞれですし作り方も人それぞれですが、立田が美しいなと思うのはそれでした。つまり、あ、この作品にはこんなテーマが詰まっているんだなと、裏テーマ的に?感じられることですね、お洒落な手法です、でも難しいです。


最後に、今立田が書いている戯曲(脚本?)の一部を載せます。


人間1 どうもこうもねえよ、動物で例えるなら犬と猿、沖縄にいれば蛇とマン

グース、戦国時代なら上杉謙信と武田信玄さ


人間2 察するに、夫婦仲がよろしくないようだな。だが、塩を送る優しさもまだ残っているようで


人間1 おいらなら塩の中に青酸カリを入れておきたいね、たまにはオレが飯をこしらえるつってパパッと振りかけりゃコロっと逝っちまうさ


人間2 そんなに恨みがあるんなら俺は女房との間にでっかい壁を作るね、うちに転がり込んできた女房は俺からしたら立派な移民、アメリカの大統領に俺から頼めば一発よ


人間1 大統領みたいな大富豪は俺たちみたいなじじいやばばあの話は聞かないだろう。ポーカーフェイスの神対応も、その裏側をめくればおそらくダウトさ。そんな対応をされちゃ、俺たちの神経も衰弱してブラックジャックもお手上げだ、しかも壁を作る前に政権からバイバイデンとは、いい加減に七並べ


七並べは無理やりですがお後がよろしいようで!!!!!

次は何のブドウが出てくるでしょうか?

以上立田でした。




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