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脚本兼渉役を担当しました、インザピンク主宰の立田です。
立田は脚本のことを記そうと思います。1作目の『Veil』から学んだことが多くて、その教訓を生かして『Cocoron』を執筆したのですが、それでもまだまだ学ぶことがたくさんありました。
『Veil』と違って『Cocoron』は、場面をかなり増やしました。場面が何度も変わる方が見ていて飽きないと思ったからです。そして、テーマを親しみやすくしました。僕は『Veil』好きなのですが、難しいと思う人もいるかもと思ったからです。それでも1000回再生越えです、本当に嬉しいです、ありがとうございます。よかったら『Cocoron』と、見比べてみてください。
『Cocoron』は、一日で書いた作品なんです。立田にとっては、半分ノンフィクション作品だったので、書きやすかったです。見所を挙げるとすれば、共感してくれる方が多いのではないかということです。何かの問題に直面している人間を描いたわけではなく、日常の一コマを切り取った作品なので、多くの人に楽しんでいただけるのではないかと思います。
そして、撮影がオールアップして編集段階に入った時に思ったことなのですが、錠剤Cocoronは、麻薬と見ることもできます。そんなつもりで書いたわけではないのですが、これがあったら依存するだろうと思いました。人の心を知りたいと言う名前のまだない欲求の形は、想像を絶する大きさに膨れ上がるものだと思います。そういう観点で見ると、主人公のCocoronへの衝動性を、違った見方で楽しめるのではないかと思います。
さて次回作ですが、麻薬の話の後に言うのはどうかと思いますが、いやむしろ麻薬を思わせるある種の幻影のような作品にする予定でして、イっちゃってる映画になればいいなと思いますので、BANされないように気をつけます、お楽しみに!
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短編映画『Cocoron』の監督を担当致しました日野です。
役者としてもちょこっと出ています。
まず始めに、
・本作を観てくださった方
ありがとうございます!!今後も皆さんに楽しんで頂けるよう作品づくりに精進していきますので、楽しみにしていてください✨
・まだ観ていない方
このブログはネタバレを含みますので、知りたくない方は本作を先に観て頂きたいです!めちゃめちゃ面白いです!(自分で言うな)
それでは振り返り始めます。
今回のテーマはそう、老若男女!
どの世代にも親しみやすく、分かりやすい世にも奇妙のような世界観を目指しました。
演出で意識した点は、主人公がココロンというアイテムを手にする前後で抱く感情を表象化すること。そしてその様子を"普遍的な人間の姿"に落とし込もうと考えました。プロローグで登場する男は言うならば神や天使のような存在だと考えて下さい。
ココロンを手にするまでは、人の考えていることは会話や表情を通してしか感じることが出来ません。
口では良く言ってるけど本当はどう思っているんだろう?影では悪く言われてるんじゃないか、そんな想像がお互いの印象を悪くし、関係性が悪くなるなんてこともありえます。
ポジティブな人は自分にとって良いように解釈することが出来ますが、ネガティブな人は何気ない一言にも不安を感じてしまい、人を信じることが出来ないと思う人もいるかも知れません。
人間は相手の心の中を覗くことが出来ないからこそ、期待や心配、歓喜、裏切り、同情という様々な感情が生まれ、未確定なものに対して右往左往します。
それが人間の姿です。
ココロンを手にした後の主人公は、その人間の姿からは離れていきます。人の心の内は知るものじゃないと私は思います。
知りたくないこと、知られたくないこと・・
誰にだってあります。
人間は繊細な生き物なのですから。
そして人間は近ければ近い相手ほど、心の内を探ろうとはせず、決めつけてしまいがちです。
あれ、、もしかして、?
もしも、この作品をみて心当たりがありましたら、自分の近しい人に心の内をぶち撒けてみては?
必ず力になってくれるはずです!✨
ちょっと話がずれますが、SNSは言うなればココロンです。開けてみれば面白いこともありますが、誹謗中傷だってあります。
それを言っていいのは心の中だけです。人の気持ちがわからない人、ココロンを悪用する人間が減るように願っています。
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